2025/8/20 飛鳥Ⅲが切り開く持続可能な海洋観光の未来

飛鳥Ⅲが切り開く持続可能な海洋観光の未来

2025年6月、横浜港大さん橋国際客船ターミナルで、郵船クルーズの新造客船「飛鳥Ⅲ」が、日本のクルーズ業界において初めてとなるLNG(液化天然ガス)燃料の供給を実施しました。

LNG燃料の使用は、従来の重油と比較して、CO2排出量を約20%削減し、硫黄酸化物(SOx)の排出をほぼゼロに抑制することができます。

この取り組みは、単なる一船舶の環境技術導入に留まらず、港湾インフラ全体の変革を意味しています。横浜港は「Truck to Ship方式LNG移送」という手法を採用し、6月10日から11日にかけて延べ4台のタンクローリーを駆使してLNG燃料を供給しました。これは、横浜港が目指す2050年脱炭素社会実現とカーボンニュートラルポート形成への重要な一歩となることが期待されます。

 

観光産業全体のパラダイムシフト(弊社インターン生の所感)
クルーズ業界は、環境負荷の高い産業と認識されがちです。しかし、今回の取り組みは、クルーズ旅行の社会的価値そのものを再定義していると私は思います。環境に配慮した旅行形態の構築は、旅行者にとって罪悪感なく楽しめる海洋観光体験を提供に貢献し、観光産業に携わる人たちだけでなく、観光客を含め多くの大衆を巻き込んで、環境意識向上を目指す取り組みである点に、真の社会価値があると思います。

クルーズ産業が手掛ける、環境に配慮したSDGs的な取り組みは、日常であまり耳にすることがないと思われます。しかし実は、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、日本のクルーズ業界は確実な歩みを開始しています。この飛鳥Ⅲの取り組みをはじめ、持続可能なクルーズ観光の未来への道筋は、旅行を楽しむ多くの生活者のもとに届いてほしいと思います。

したがって、このアカウント&弊社Cruiseworld.jpのホームページでは、今後も新時代のクルーズに向けた情報を積極的に発信していきたいと思います!

 

当ニュース参照記事
https://www.asukacruise.co.jp/news/10416/

Cruiseworld.jp HP
https://cruiseworld.jp/

 

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