幸せの本質と持続可能な未来への道

幸せとは何か?私の考え 

Happy family: mother, father, children son and daughter on sunset

あなたにとっての幸せは何でしょうか?私が幸せを感じる瞬間は、おいしい食事を楽しんでいるとき、旅行をしているとき、友人と楽しい会話を交わしているときなど、多岐にわたります。これらの瞬間が私にとっての「幸せの引き金」となっていると感じます。

 

幸せの多様性 

幸せには個人差があり、その基準は一律ではありません。私が幸せと感じることを他の人がそう感じない場合もありますし、逆に他の人の幸せに私が共感できないこともあります。このように、幸せを定義することは難しく、個々の価値観や状況に依存しています。 

一方で、各自が幸せを追求する中で、対立が生まれることもあります。自身の欲求を満たすことによる幸せの追求が、他者に影響を及ぼす場合があるからです。

 

自分の幸せに対する疑問 

振り返ると、私が幸せを感じる瞬間は、主に自分の欲求が満たされたときです(たとえば、寒い日にコンビニのおでんを食べたり、友達と楽しく話したりすること)。人間は、欲求を満たすことで幸せを感じる生き物です。しかし、最近、自分の価値観に疑問を持つようになりました。自分の欲求だけを追求していいのかと考えるようになったのです。 

私は将来、途上国の開発に貢献したいと考えています。しかし、自由に世界を旅したり、欲しいものを買ったりすることへの憧れもあり、この矛盾に悩んでいます。気候変動などの地球規模の問題は、個人の欲求追求が引き起こした結果と言えるでしょう。欲求を満たすことが「幸せ」であるという考え方は、しばしば社会全体の幸せを無視しがちです。 

 

SDGsの考え方と幸せの追求 

A group of people are holding hands around a globe

SDGs(持続可能な開発目標)の「誰一人取り残さない」という考え方は、他者を犠牲にして自分だけが幸せになるのではなく、社会全体をより良くすることが重要であるというメッセージを伝えています。個々人が「地球人」として共通の課題意識を持ち、貧困や気候変動などの地球規模の問題に取り組むことが求められています。 

自国の利益だけを追求していると、SDGsの達成は難しいでしょう。世界が共に協力し、地球規模の課題を解決していくことが、個々の幸せにもつながると考えます。人類全体が幸せに暮らせる地球環境を守ることなくして、個人の幸せは成り立たないのではないでしょうか。このように、地球規模課題の解決を追求することは、最終的に個人の幸せに帰結するのかもしれません。